「清新」って地名に意味があるのかな? 

 相模原市に有るたくさんの地名について、何かしらの由来があるような気がするのでちょっと調べてみる事にしました。

 私は、生まれも育ちも相模原市の清新なので、まずは「清新」について調べてみました。

 市外の方に説明するときには、「清く新しい。と書いて(せいしん)です。」と説明することが多いですが、実は「清新」って、人の名前が由来みたいです

その昔、この地域では、サツマイモと養蚕が主な特産だったのですが、稲作・・・(米つくり)を始めるにあたって、「原 清兵衛」という人が、尽力したとの事。

「清兵衛」さんが「新しく田んぼを作った」地域だった事から「清新」と地名が作られた。

ということです。

当時、年貢(税金)を支払うのが大変で、住んでいた人々も死んでしまったり、土地を離れたりと、様々な苦労が有ったようで、今でも、氷川神社の敷地には、当時をしのぶ石碑が建っています。

 毎年、夏にはお祭りで賑わう氷川神社も最初は、米つくりで疲労した人たちへの、ねぎらいの意味もあったのかも知れないですね?

 現代の「清新」地区では、国道16号線があって大型の店舗や飲食店が立ち並び、とても田んぼを耕していたとは想像も出来ませんが、「清新」という地名にはしっかりとその歴史を刻んでいたのですね?

 「清新」と、近隣地域についての詳しい説明は、「清新公民館」のHPで紹介されていますので、知りたい方は立ち寄ってみてください。

(金子恒弘)