当相模原事務用品協同組合の事務所からもほど近い、市役所から清新三丁目交差点へかけての通りは、一部の間では“ラーメンストリート”と通称されるほどラーメン屋さんが林立しています。

今回は、その中でも「大勝軒 金太郎」を訪問してみました。
金太郎が大きなラーメンを抱えたイラストが可愛らしい看板が目立っております。
店内右手の券売機には、二系統(大勝軒系と二郎インスパイア系(注1)と思われます)の食券が並びます。
お目当ての「金太郎ラーメン(大)」の食券を購入。購入とほぼ同時に店員さんに「ニンニクは入れますか?」(注2)と声を掛けられました。「ニンニクお願いします!」と元気に返事をして着席。ほぼ満席です。
今回お目当ての「金太郎ラーメン」ですが、巷で評判の“ラーメン二郎”の“インスパイア”メニューとの噂。二郎好きの筆者としては外すわけにはいきません。大勝軒の味も好きなんですけどね~。
待つことしばし。出てきました。

大勝軒 金太郎

待つことしばし。出てきました。

大量の野菜が載っています。見た目は二郎に非常に近いです。
チャーシューはこんな感じです↓

大勝軒 金太郎

チャーシューはこんな感じです

チャーシューの事をラーメン二郎では“豚”と随分と直接的な呼称を使いますが、
こちらのお店でもメニューに「金太郎ラーメン 豚増し」と表記されていますから、以降は“豚”と呼びます。
先ずはスープを一口。なるほど、二郎系の濃厚な味です。豚の出汁と脂の味が口中に広がります。麺も一般的なラーメンに比べると太め。美味しいです。
麺よりもスープの方が二郎の再現性が高いですね。ややライトな二郎と言った味。むしろ二郎はキツイと言う方には、こちらの方が食べ易いかな。
豚も一般的なラーメン屋さんのチャーシューに比べると、だいぶ分厚く切られたものが三切れ入っていました。二郎に比べると脂身の少ない赤身の部分です。
ニンニクも、刻みニンニクが大さじ一杯分くらい入っていますので、こちらはスープに溶くようにして味わいます。うーん、明日ニンニク臭くなるかな?と心配しつつも、ついつい入れてしまいました(笑)やっぱり二郎系にニンニクは必須でしょう。
量の方は“大”にしてみたのですが、やはり一般的なラーメンの量よりも多いですが、ラーメン二郎野猿街道店2の“小”と同じくらいでしょうか。

と言う事で、しっかり美味しく頂きました。
次回は訪問時には、大勝軒系のラーメンをご報告したいと思います。
2010年6月訪問です。

*注1 ラーメン二郎とは東京・神奈川を中心に関東圏に熱狂的なファンを持つラーメン屋さん。相模原市内には「ラーメン二郎相模大野店」が在る。また、その人気ゆえに数々の模倣・インスパイアが存在する。
*注2 ラーメン二郎名物の“コール”である。ラーメンの出来上がり時に店員さんから「ニンニク入れますか?」などと声を掛けられる。常連さんたちは流暢に「ニンニク・ヤサイ・カラメ」「ニンニク・アブラ」などの呪文のような応答をすることで好みを伝える。

 

(金子昌一)