定規とものさしの違い
定規と物差しは形状が似てる為、混同されがちですが、
用途や機能によって呼び分けられているのをご存知でしょうか。

定規とは・・・直線や曲線といった線を引く為の道具
外形に筆記具をあてて、定規の外形と同じ形を描くための道具であり、
目盛りが付いていなくても定規と呼びます。
目盛りつきの定規は端より内側から、目盛りが始まるので数字のゼロがあります。

物差しとは・・物の長さを測る為の道具
物の長さを正確に測る為、必ず端から目盛りが付いており、
素材もステンレスや温度変化があっても、伸縮が少なく正確に測れる物を使います。

最近の市販されている定規には、目盛りが振ってある物が多いので、
定規と物差しを同じ物だと思ってしまう人が多いのですが、
目盛りの始まり方や素材によっても、定規とものさしを見分ける事が出来ます。

さまざまな定規
直線を引く定規・・・直線定規、T定規、三角定規など
三角定規は2枚セットで販売されてる事が多く、この2枚をうまく使うと
平行線や垂直線を引くことが出来ます。
曲線を引く定規・・・雲形定規、自在曲線定規などがあります
自在曲線定規は素材が柔らかく、自分で引きたい形に曲げる事ができる定規です。

定規には他にも、色々な用途に応じた形の物があるので、探してみるのも
楽しいと思いますよ。
(笹井 省吾)