今回は、一般家庭では、まず必要とされませんが、学校での給食費の集金時や、自治会費の集計など、大量の硬貨を簡単に素早く数えてくれる商品です。

幾つかのメーカーから出されていますが、個人的に一番知名度の高そうなエンゲルスの製品を紹介します。

まずは、大量の硬貨を数えてくれる商品。

「コインソーターSCS-200」は、1円・5円・10円・50円・100円・500円の6種の硬貨が混在したままの状態を各硬貨別に選別し、金種別に合計枚数・合計金額を表示してくれます。

バッチ機能と言って効果をカウントする際に設定枚数50枚(500円硬貨は30枚)でストップすることもできます。

SCS-200 上部のバケツみたいな所(ホッパー)に硬貨を入れると、下部のBOXに金種別に出てきます。

SCS-200 上部のバケツみたいな所(ホッパー)に硬貨を入れると、下部のBOXに金種別に出てきます。

硬貨毎の合計が分るだけでも凄いのに、設定ごとにストップすることで50枚づつに硬貨をまとめることも出来ちゃうんです。便利ですよね。

サイズは幅32×奥行25×高さ16㎝で重さ2.6㎏でアダプター付属、処理速度は1秒間に約10枚で一度に約300枚(10円硬貨の場合)を選別・計数できます。

価格は税別で99,800円です。

硬貨を数える商品だけでは困ることが有りますよね? そう! 紙幣だって簡単に数えてほしいですよね?

勿論あります紙幣計数機!

コンパクトで価格も抑えた紙幣計数機「ハンディカウンターAD-100-01」は、幅19×奥行4.6×高さ9㎝と持ち運び簡単サイズで、重さも330g程度。

ハンディカウンターAD-100-01 紙幣以外にも利用できますね

ハンディカウンターAD-100-01 紙幣以外にも利用できますね

揃えた紙幣をセットすると1秒間に18枚以上のスピードで数えてくれちゃうんです。

通常はアルカリ単3電池4本で使用しますが、別売りでアダプターも用意されています。

この商品はコインソーターに比べ、ずっと買い求めやすく、税別で38000円です。

もっと本格的になると、幅26×奥行22.5×高さ23.5㎝で6kgのノートカウンターで、100枚を僅か4秒で数えちゃう「NC500」税別129,800円なんてのも出ています。

ノートカウンターNC500・・・数えている紙幣が自分のだったらいいのにね~

ノートカウンターNC500・・・数えている紙幣が自分のだったらいいのにね~

ここまで来ると、必要とする業種も限られてくるような気がしますが、一度使ってみたいもんですね~

(金子恒弘)