組合の賛助会員でもある日本理化学工業さまにて、チョークづくりの過程から新商品の企画まで勉強していきました。書籍に取り上げられたことから多くのメディアから取材を受けた障害者雇用の取組や製造ラインなど、普段聞けない話しが非常に勉強になりました。さらには製造過程の動画撮影なども快く許可頂き組合のウェブサイト上にて、ダストレスチョーク(粉が飛び散らないチョーク)の製造ラインを公開させていただきます。

日本理化学工業社さまエントランスにて(自社チョークで描かれたウェルカムボードでお出迎え)

日本理化学工業社さまエントランスにて(自社チョークで描かれたウェルカムボードでお出迎え)

研修参加メンバー(働く幸せの像前にて記念写真)

研修参加メンバー(働く幸せの像前にて記念写真)

目視によるピッキングにて製品の選別作業をします

目視によるピッキングにて製品の選別作業をします

※ 働く幸せの像について(日本理化学工業さまのウェブサイトより)
http://www.rikagaku.co.jp/profile/outline.htm

日本理化学工業 会長 大山泰弘さまの講演

部屋の中には自社製品を活用した、社員の目標や仕事への取組がビッシリと書かれ展示されていました。さらに視察メンバーとして社会起業家大学の皆さんとも一緒に講演を拝聴しました。

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講演風景(会長大山泰弘さま)

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講演風景(会長大山泰弘さま)

講演風景(会長大山泰弘さま)

講演風景(会長大山泰弘さま)

製造ライン

大型の機械でチョークの原料となる粉を練ります

大型の機械でチョークの原料となる粉を練ります

粉からチョークの成形 そして切り分け作業

粉からチョークの成形 そして切り分け作業

目視によるピッキングにて製品の選別作業をします

目視によるピッキングにて製品の選別作業をします

箱詰め作業 これであとは出荷を待つのみ

箱詰め作業 これであとは出荷を待つのみ

動画

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最新の無償 Windows版 / Mac版の QuickTime はこちらからどうぞ。


チョークの成形 製品のピッキング ラインの流れ


正常品としてピッキングしたチョークを乾燥させ、ダストレスチョークの秘密となるコーティング作業をした後、梱包しライン作業の終了です

視察後の感想

ラインひとつひとつの作業が明確化されており、日本理化学さまの目指す会社における作業の仕組みが良く理解できました。作業ラインの各担当者が仕事に熱意を持って取組むことにより、会社を挙げ誇りある製品を送り出している姿に共感を得ました。仕事の中での試行錯誤から改良・改良・改良を重ねた作業現場はシンプルだが確かな製品を作りだしている社員(職人)の気持ちが伝わってくる現場でした。私も仕事・組合活動にこのような気持ちをもって取り組んで行きたいと思います。